[ TRACK LIST ] |
01. WAITING / PROJECT 4 |
02. LISTEN 4 IT / MARKUS ENOCHSON |
03. (We had)a thing (Matthias
Heilbronn Body & Soul remix) / ABSTRACT TRUTH |
04. BLAZIN' / DJ KAWASAKI
feat. KARIN |
05. THE REAL THING (VOCAL
MIX) / BAMBU |
06. PORTGUESE LOVE / BAH SAMBA |
07. FIND A WAY (DANNY KRIVIT†EDIT)
/ DIVINITI |
08. HAVE YOU FELT THIS WAY
BEFORE (KYOTO JAZZ MASSIVE REMIX) /
08. DIRECTIONS |
09. FADE / SOLU MUSIC feat.
KIMBLEE |
10. The Audience / Herbert |
[ 曲解説 ] |
01. WAITING (Ocean View
Mix) / PROJECT 4 |
JOYRIDE一曲目は、New Phunk TheoryのメンバーでもあるPROJECT4のWAITING。OCEANVIEW
MIXとあるように、エレクトリックかつファンキーなトラックに、心地よく涼しいボーカルは、美しい水面をなでる海の風を思い浮かべさせる。世界各国のDJ達のプレイ・リストに
載ったさびのメロディも印象的な、ジャンルの壁を華麗に飛び越えた絵画のような一曲。 |
02. LISTEN 4 IT / MARKUS
ENOCHSON |
KJM 10th ANNIVERSARY "FOR
KJM"に収録され、発売前からフロアでの人気が抜群に高かった、スウェーデンの新鋭プロデューサー MARKUS ENOCHSONによるガールズ・キラー・チューン。美しくも切ない、なおかつ所々キュートなボーカルに、印象的なベースが絡むDEEP
HOUSEだ。シンプルで聴く人の心に完璧に残るラブリーなこの曲は、女の子が好きな曲=多くの人に愛される一曲だという事を、たった6分42秒の間に証明している。 |
03. (We had)a thing (Matthias
Heilbronn Body & Soul remix) / ABSTRACT TRUTH |
ボーカル、SAX、JAZZ FRENCH HORN、DRUM、TRUMPETで構成されるJAZZ-FUNK-GROUP、ABSTRACT
TRUTH。JAZZYでなめらかなトラックに、ボーカル、Monique Binghamの個性的なフロウが絡む、大人だけが知っている感覚を集めた、夜の為のJAZZ-FUNK。70年代後半からNYのミュージック・シーンを見て来たリーダーのDana
Vlcekを始め、様々なジャンルの音楽を網羅する彼等の作りだす音は、古さを感じさせる事なく素直に心に響く。 |
04. BLAZIN' / DJ KAWASAKI
feat. KARIN |
良いクラブ・ミュージックはスタジオではなくクラブから生まれる。リリース前から沖野修也、Danny
Krivit、TIMMY REGISFORD等。数々のDJがこぞってプレイし、既に数多くのファンが存在する、DJ KAWASAKIによるこの曲。クラブという生の現場を間近で見て来たDJ
KAWASAKIの、スタンダードなDEEP HOUSEでありながらも、まさにクラブを、音楽を愛する人間のツボを押さえたトラックに、KARINの強さと繊細さを併せ持ったボーカルが極上のバランスで絡む。NEW
YORKでもLONDONでもない、TOKYONIGHT SOUNDがここにある。 |
05. THE REAL THING (Vocal
mix) / BAMBU |
スティービー・ワンダーによってかかれ、セルジオ・メンデスが演じたTHE
REALTHINGを、BAMBUは更にフロア使用に昇華させた。彼等のプロフィールにTHE REALTHINGが日本で大ヒットしたとかかれる様に、数多くの日本人の心をとらえた一曲。
スティービー・ワンダーとセルジオ・メンデスに敬意を示したかの様なパーカッションの中に、ダンス・フロアと言う場所を良く知る彼等のセンスが巧みに交差する、これからも数多くの日本人に愛され続けられるだろう一曲。 |
06. PORTUGUESE LOVE /
BAH SAMBA |
言わずと知れたBAH SAMBAの新曲は、TEENA
MARIEのカバー。オリジナルの狂おしいボーカルに負ける事なく、BAH SAMBAのALICE RUSSELLは、愛にすがる危うい思いを残しながらも、TEENA
MARIEがオリジナルをリリースした1980年当時とは違う、今の女性の強さを感じさせる表現力で歌い上げた。彼等特有の胸の鼓動を早めるパーカッションと、切ないギターが印象的な、BAH
SAMBAが贈る、21世紀の今を生きる女性の為の情熱的なラブソング。 |
07. FIND A WAY (DANNY
KRIVIT†EDIT) / DIVINITI |
女性DJ兼プロデューサーDJ Minx 主宰のデトロイトのレーベル、Woman
On Waxよりリリースされた。女性達が作り出したこの曲に、DANNY KRIVITは、「ベテランのなせる技」と、大絶賛された好エディットをみせた。爽やかなパーカッションに、少し幼さを残した決して暑苦しくないボーカルは、起きぬけに飲む、体にしみ込む水のようなブラジリアン・ハウスを生み出した。
|
08. HAVE YOU FELT THIS
WAY BEFORE (KYOTO JAZZ MASSIVE REMIX) /
08. DIRECTIONS |
JOYRIDE一曲目は、New Phunk TheoryのメンバーでもあるPROJECT4のWAITING。デビュー7インチが即完売となったカナダのJAZZ
GROOVEバンド、DIRECTIONSのラテン・フュージョンなオリジナルを、KJMは彼等特有のファンキーかつフューチャーなKJM感覚で、オリジナルの味を残しつつ、更にダンスフロアへと誘う音に導いた。
メランコリックなボーカルに聴き入りながらも、体を動かさずにはいられない所、これぞKJMマジック!なフロア・チューン。 |
09. FADE
/ SOLU MUSIC feat. KIMBLEE |
母国語が日本語である私たちにとって、時に英語の楽曲は感情移入できない事もある。
しかし、アーティストの思いが表面張力し、溢れ出す時、その問題はいとも簡単に乗り越えられる。ハウス・ミュージックを愛する人ならば、一度はこの曲を聴いた事があるだろう。SOLU
MUSICとKIMBLEEが生み出した、説明不要。言葉の壁を超えたクラブ・アンセム。 |
10. The
Audience / Herbert |
数々の名前を使い分け、意欲的な制作を続ける、天才マシュー・ハーバート。HOUSEからエレクトロニカまで様々なジャンルの曲をに挑戦している彼らしく、一筋縄ではいかない、キュートなパッチワークの様な一曲に仕上がっている。前半のコケティッシュな実験的トラックを裏切るかの様な後半の美しいメロディ。この遊び心に溢れたサウンドは、聴く人間をHerbertの世界へ引き込む、ギリギリの美しさに満ちている。
|
2005年 Hiroko Uchida (LADYSOUL) |